セダンの魅力とは
最近はSUVやミニバンが人気で、セダンなんておじさんが乗っている車ってイメージが強いかもしれません。しかし、セダンは低重心で走行安定性が高く、乗り心地もよく荷物もそこそこ詰めれて長時間運転しても疲れにくいという特徴があります。また、3BOX構造のため、正面に衝突されても後方から衝突されてもエンジンルームやトランクルームが室内を守ってくれるので安全性も高いという特徴もあります。さらに、セダンは高級車が多いので、室内は革張りシートや木目など豪華な仕上がりの車が多くあります。このように色んな魅力にあふれた車がセダンです。
ここでは、個人的にかっこいいと思うセダンを15台紹介したいと思います!
フォルクスワーゲン:アルテオン
■フォルクスワーゲン:アルテオン
2017年に発売されたアルテオンは、「フォルクスワーゲン:CC」の後継にあたる車で、フォルクスワーゲンのフラッグシップにあたる車種です。クーペフォルムが特徴的です。アラウンドビューカメラ、アダプティプクルーズコントロール、レーンキープアシスト、レーンチェンジアシストなどの安全装備が標準搭載されているのも魅力の一つで、パワーユニットは最高出力280馬力と国内では余裕で快適なドライビングが出来ます!国内で所有している方が少なく、レアな車と言えます。個人的に好きなデザインの車です。ちなみに、ステーションワゴンタイプもラインナップされています。
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ポルシェ:パナメーラ
■ポルシェ:パナメーラ
2009年に発売されたパナメーラは、ポルシェ初の4ドアサルーンになります。一流のスポーツカーであり、高級サルーンの快適さを兼ね備えた無敵の様な車と言えます。2016年に2代目へと生まれ変わり、さらに高性能になりました。最高出力462馬力、0-100km/h加速4.6秒という驚異的な運動性能を持っています!ポルシェが販売するだけあって、走りを重視した4ドアセダンです。高級感や快適性より、走りにこだわりたい方にオススメです。
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アルファロメオ:ジュリア
■アルファロメオ:ジュリア
初代ジュリアは1962年に登場し、現在で3代目となります。というのも2代目が1977年に販売終了し、3代目へと変貌を遂げたのが2016年なので約39年振りの復活となります。ジュリアはそれまで販売されていた「159」の後継として発売されました。ジュリア復活とともにFRレイアウトも復活となり、アルファロメオとして約24年振りのFR車の復活とも言えます。アルファロメオの現行モデルで唯一の4ドアセダンとなり、快適性より走りを重視している車と言えます!最高出力510馬力の、ジュリア・クアドリフォリオもあります。
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ジャガー:XF
■ジャガー:XF
2008年に初代が発売され、2015年に2代目へと進化を遂げました。英国のメーカーだけあって、エレガントさも残しつつスパルタンなデザインですね。ジャガーのミディアムスポーツセダンです。ワゴンモデルの追加とディーゼルが加わり、ジャガーで売れっ子の車種です。
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アウディ:RS5スポーツバック
■アウディ:RS5スポーツバック
RS5スポーツバックは、A5の派生モデルです。A5は2ドアクーペなんですが、それを4ドアクーペにしたのが「A5スポーツバック」です。そして、そのA5スポーツバックの運動性能を引き上げてスポーツモデルにしたのが「S5スポーツバック」や「RS5スポーツバック」です。2017年に2代目へ進化し、より精悍になりました。LEDマトリクスヘッドライトシステムや、トラフィックジャムアシスト(前車追従、ステアリング自動修正、自動運転、自動停止)などの最先端の安全機能と快適機能を装備しています。デザインもスタイリッシュで、もはや敵無しって感じのモデルです。
アウディ:RS7スポーツバック
■アウディ:RS7スポーツバック
2010年から販売している5ドアハッチバックタイプのセダンです。セダンの様なクーペの様なスタイリングが特長で、アウディは4ドアクーペと呼んでいます。2018年に2代目へモデルチェンジしたA7スポーツバックの最上位モデルが、この「RS7スポーツバック」です。RS5スポーツバックの上位にあたるモデルです。高い安全性、走行性、快適性を備えた車です。内装もかなり豪華で、未来的でドライバーに寄り添ったデザインになっています。見た目もクーペの様なシルエットが非常にかっこいいです。
アウディ:A6
■アウディ:A6
A6は、1968年から1994年まで販売されていた「アウディ:100」の後継として1994年に初代がデビューしました。現在は5代目で2019年にフルモデルチェンジされました。拡張現実(AR)を使用した新しいヘッドアップディスプレイや、MMIタッチレスポンステクノロジーという新技術を投入したインフォテイメントシステムが搭載されています。ほかにも、先進の安全機能や走行システムを装備しています。
参考「アウディ:100」
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メルセデスベンツ:Cクラスセダン
■メルセデスベンツ:Cクラスセダン
1993年に「190シリーズ」の後継として初代Cクラスが発売。当初は4ドアセダンのみだったが、後にステーションワゴンやカブリオレ、2ドアクーペなどが追加されました。Cクラスは、現在のメルセデスベンツの売上を支える重要なモデルと言える車種です。写真は2021年2月に発表された通算5代目となる新型Cクラスです。外観、内装ともに新型Sクラスを踏襲したデザインで、メルセデスベンツの本気度が伺えるモデルとなっています。先進機能と最新の安全機能はもちろんの事、快適機能も多数搭載された最新モデルです。
メルセデスベンツ:CLSクラス
■メルセデスベンツ:CLSクラス
2005年に初代が発売。Eクラスの派生モデルとして開発された車です。見た目はクーペの様なデザインで、当時はこの様なデザインの車が無かった事から話題になりました。スタイリッシュなデザインでセダンとしても使えるCLSは非常に人気となり、CLSの登場によって「アウディ:A7スポーツバック」「フォルクスワーゲン:パサートCC」「ポルシェ:パナメーラ」などの追従モデルが発売になりました。現在は3代目で、デザインモチーフは「サメ」です。2代目も好きでしたが、これを見てしまうとやっぱり新型がかっこいいですよね。クーペらしいスポーティなデザインですがエレガントさも残しつつって感じのデザインがいいですね。
メルセデスベンツ:Sクラス
■メルセデスベンツ:Sクラス
メルセデスベンツと言えばやっぱり「Sクラス」ですよね。メルセデスベンツの最上級セダン。世界的に見ても高級車というイメージの車です。(イメージだけでなく実際に高級車です)Sクラスは、1972年に「W109」の後継として登場し、そこから正式に「Sクラス」と呼ばれる様になりました。そこから通算7代目にあたるのが、2020年に登場した写真の「W223型 Sクラス」です。この新型Sクラスから全モデルで四輪駆動となり、FR(後輪駆動)が廃止になりました。先進機能としてフロントウィンドウに投影可能な拡張現実を使ったナビゲーションシステムや、生体認証によるシートポジションの設定など、近未来的な装備を搭載しています。
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BMW:7シリーズ
■BMW:7シリーズ
1977年に初代が発売され、現在は6代目となるBMWのフラッグシップサルーンです。フルモデルチェンジする度に大型になるキドニーグリルが気になりますが、見慣れるとかっこいいと思ってしまいます。様々な革新的なテクノロジーを搭載し、先進の安全機能、快適機能を搭載しているBMWの最高級車です。世界初の機能としてリモート・コントロール・パーキングと呼ばれる、外からディスプレイ・キーを操作して駐車するシステムが話題になりました。同じ高級車でも「メルセデスベンツ:Sクラス」はショーファードリヴンカー(オーナが後席に乗る車)で、「BMW:7シリーズ」はオーナードリヴンカー(オーナーが自ら運転する車)を強調しています。
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キャデラック:CT6
■キャデラック:CT6
2016年に発売された「キャデラック:CT6」は、「フリートウッド」以来約20年振りの大型FRセダンです。最上級セダンにふさわしい機能、快適性を備えたモデルで、一切の妥協なく設計されたモデルです。パッと見た瞬間にキャデラックとわかるデザインもいいですね。ワイルドなデザインがアメ車って感じでいいです。惜しくも2018年で販売終了となっています。
参考「キャデラック:フリートウッド」
アストンマーティン:ラピード
■アストンマーティン:ラピード
2010年に発売されたアストンマーティン唯一の5ドアサルーンです。DB9と共通のオールアルミニウム製のV12気筒5.9リッターエンジンが搭載され、最高出力477馬力、最高速296km/h、0-100km/h加速5.2秒という驚異的な性能を持っています。デザインは他のアストンマーティン車と同じで、とても美しい仕上がりとなっています。
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ベントレー:フライングスパー
■ベントレー:フライングスパー
初代は2013年に登場し、それまで「コンチネンタル・フライングスパー」だった車名から、「フライングスパー」に変わって発売となりました。現在は2019年に2代目へと進化しています。イギリスの高級カーブランドで知られる、ベントレーのラグジュアリーセダンです。室内のウッドパネルやレザーの縫い目などは、職人による手作業で丁寧に仕上げられています。さらに、最高速は300km/hを超えるというスーパーカー並の走行性能も備えています!
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ロールスロイス:ゴースト
■ロールスロイス:ゴースト
ロールスロイス、車に興味がない方でも一度は聞いたことがあると思います!世界で最も高級な車を製造しているカーブランドですね。パルテノン神殿をモチーフにしたグリル、スピリット・オブ・エクスタシー(グリル上のマスコットの名前)、豪華絢爛な室内、非の打ちどころない仕上がりですね。車から放たれるオーラが違います。
さいごに
いかがでしたか?個人的にもっと好きなセダンはたくさんありますが、あまり出し過ぎてもなので15台に厳選しました。マセラティの「ギブリ」や「クアトロポルテ」、ボルボの「S90」、リンカーンの「コンチネンタル」など、かなり迷いました。しかし、厳選した上でこの結果になりました。今回は輸入車ばかりだったので、機会があれば国産セダンも紹介したいと思います。この記事が、あなたの参考になれば幸いです!!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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