メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)は、ドイツのダイムラー社の中のブランドです。1886年に「カール・ベンツ」によって設立された世界最古の自動車メーカーです。1926年に、ベンツと「ゴットリープ・ダイムラー」が創設したダイムラー社が合併し「ダイムラー・ベンツ」が誕生しました。そして、1998年に「ダイムラー・クライスラー」に変わり、2007年には「ダイムラー」になり現在に至ります。社名が変わってもブランド名である「メルセデス・ベンツ」は以前から引き継がれています。以上、簡単ですがメルセデス・ベンツの紹介でした。では、早速メルセデス・ベンツの好きな車をご紹介したいと思います。
メルセデス・ベンツ:SLRスターリングモス
■メルセデス・ベンツ:SLRスターリングモス
2009年に初公開されたこの車は、「SLRマクラーレン」をベースに往年のレースカーである「300SLR」をイメージとして特別に開発されたモデルです。車名の「スターリングモス」は、300SLRのドライバーである無冠の帝王、「サー・スターリング・クロスフォード・モス」から付けられています。写真からもわかると思いますが、ルーフとフロントウィンドウが省かれたオープンスタイルのモデルです。75台限定販売で、その価格は1億1000万円!購入するには「SLRマクラーレン」を所有していることが条件でしたが、すぐ完売しました。滅多に中古市場に出回らないモデルですが、以前市場に出回った時の価格は5~6億円という値段が付けられていました。また、このモデルを最後にマクラーレンとの共同開発は終了となりした。とてもレアなモデルです。
参考:メルセデス・ベンツ「300SLR」
メルセデス・ベンツ:SLRマクラーレン
■SLRマクラーレン ロードスター 722S
■SLR マクラーレン 722エディション
■SLRマクラーレン
■メルセデス・ベンツ:SLRマクラーレン
2003年のフランクフルトモーターショーで初登場したこの車は、「メルセデス・ベンツ」と「マクラーレン」の共同開発によって生まれたモデルです。300SLRをデザインスタディとし、バタフライドアや、F1を彷彿とするフロント周りのデザインが特徴的です。また、120km/h以上の速度からブレーキをかけると、リアウィングが上がるエアブレーキを採用しているのも特徴の1つと言えます。SLRマクラーレンは全部で6モデル発売され、先ほどの「SLRスターリングモス」もその1つと言えます。他に、「722エディション」「ロードスター」「722Sロードスター」「722GT」があります。価格は、5,985万円からで現在はかなり入手困難な車です!中古市場では、どのモデルも当時の新車価格より高騰しています。
メルセデス・ベンツ:SLS AMG
■SLS AMG クーペ
■SLS AMG ロードスター
■メルセデス・ベンツ:SLS AMG
2009年に初公開されたこの車は、1954年に発売された「300SL」をデザインモチーフとしたモデルで、SLRマクラーレンの後継にあたる車です。300SL同様、ガルウィングドアを採用しています。また、F1のセーフティカーに採用されていたのも有名ですね!ロードスターモデル(オープンカー)も発売されましたが、ロードスターはガルウィングドアではなく一般的な横開きドアでした。販売価格は、2,490万円~でした。
参考:メルセデス・ベンツ「300SL」
メルセデス・ベンツ:メルセデス・AMG GT
■AMG GT ロードスター
■AMG GT 4ドア
■メルセデス・ベンツ:メルセデス・AMG GT
AMG GTは、2014年にSLS AMGの後継車として発表されたモデルです。ちなみに、このモデルから「AMG」は、メルセデス・ベンツのサブブランドとして「メルセデス・AMG」へと変更されました。また、「メルセデス・AMG GT」もF1のセーフティカーに採用されています。SLS AMGよりセグメントが下げられ、ガルウィングドアも不採用に、価格も抑えられ1,700万円程度からとなっています。クーペタイプと、ロードスタータイプ、4ドアタイプの3種を現在販売中です。
まとめ
いかがでしたか?前編では、主にハイパフォーマンスカーをご紹介いたしました。どれも魅力的でカッコいいモデルばかりです。メルセデス・ベンツ=高級車(セダン)というイメージが強いと思いますが、「ポルシェ」や「ランボルギーニ」などに対抗できるスーパーカーもあります。後編では、セダンやクーペをご紹介したいと思います!
かっこいいメルセデス・ベンツ後編はこちら