ステーションワゴンとは
ステーションワゴンとは、セダンのトランク部分を上に広げて荷室スペースを拡張した車です。よくSUVと比較される事が多いですが、全く違います。
ステーションワゴンは、重心が低く安定性が高いため走行性能が高く、ある程度荷物も積めます。SUVは車高が高いのでステーションワゴン程の走行性能はないです。でも、荷室はステーションワゴンより広いです。また、悪路走破性はSUVの方が高く、アウトドア派の方はSUVがおすすめです。車体構造は2BOXなのでよく似ていますが、車高の高さ、走行性能、荷室スペースの広さなどが違います。
ステーションワゴンが向いている方は、運転を楽しめるほどの走行性能があり、普段の生活に困らない程度の荷室スペースが欲しいという方におすすめです。
現在国内では圧倒的にSUV人気なので、どんどんステーションワゴンの販売車種が減っていますし、販売台数も絶賛下降気味です。
そんな不人気なステーションワゴンですが、海外では絶賛売れています。メルセデス・ベンツもアウディもBMWもしっかり売れまくっています。なんだったら国内でも「もっとステーションワゴンの車種を増やしてほしい」とか「国産ステーションワゴンが欲しい」なんて声もたくさんあります。けれど中々増えません。残念です。(SUVはめちゃくちゃ増えてますが)
今回は、数少ない国産ステーションワゴンでおすすめを3台ご紹介します。(新車で買えるステーションワゴン少なすぎ!)では、どうぞ最後までお付き合い下さい。
トヨタ:カローラツーリング
■トヨタ:カローラツーリング
2019年9月に従来の「カローラフィールダー」から「カローラツーリング」に生まれ変わって誕生。それまでのモッサリしたデザインを刷新し、スポーティー感を高めた立体的な造形に変わりました。登場時は異形なヘッドライトと、大口を開けたロアグリルに、なんてバランスの悪いデザインなんだと思いました。でも見慣れてくると、これはこれで”かっこいい”のかなって思えるようになりました。低重心でワイドなプロポーションにより、本当にスポーティさに溢れています。かなり若返ったと思います。室内はシンプルですが機能的で、使い勝手が良さそうです。好き嫌いがはっきり分かれるデザインだと思いますが、数少ないトヨタのステーションワゴンなのでブランド力で売れそうな予感です。
マツダ:MAZDA6ワゴン
■マツダ:MAZDA6ワゴン
マツダのフラッグシップ「MAZDA6セダン」のステーションワゴンモデルです。フラッグシップモデルなだけにデザインはエレガントで、乗り味は上質なものになっています。室内もモダンテイストで高級感にあふれたデザインとなっています。どこから見てもバランスが良く、本当に美しいと言えるデザインでかっこいいです。価格は283万円~です。
スバル:レヴォーグ
■スバル:レヴォーグ
2020年に新型にフルモデルチェンジされ、新デザインコンセプトである「BOLDER」が採用され、より立体的なグリルになり、リアコンビネーションランプはコンパクトに集約され、その代わりにフェンダーが張り出すデザインに変わりました。さらに、「渋滞時ハンズオフアシスト」「渋滞時発進アシスト」「カーブ前速度制御」「アクティブレーンチェンジアシスト」など先進の安全機能を装備。室内は11.6インチの大型インフォメーションディスプレイが備わるなど、高い走行性能と快適性、先進性を備えたステーションワゴンです。
さいごに
本当に国産ステーションワゴンはラインアップが少ないですね。ホンダや日産もステーションワゴン開発すればいいのにって思います。まぁ個人的にこの3車種の中なら「スバル:レヴォーグ」ですね。最後までお付き合いありがとうございました。