車好きが選ぶ!リトラクタブルヘッドライトのかっこいい国産車!【10選】

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リトラクタブルヘッドライトとは

リトラクタブルヘッドライトとは、車体内部に格納できるヘッドライトの事を言います。ほとんどの車種はヘッドライトは車体の前方部分に固定されていますが、リトラクタブルヘッドライトはボンネット内部に格納され、点灯時のみ上部にパカッと開き暗闇を照らします。略して「リトラ」などと呼ばれています。

昔はヘッドライトの最低地上高に規制があり極端に低い位置に設置する事ができませんでした。ですが、自動車メーカーはボンネットの高さを下げ、より空気抵抗を少なくして速く走らせたいと考えていました。そこで生まれたのが「リトラクタブルヘッドライト」です。必要な時だけライトが出てきて規制を満たすという苦肉の策です。

そして、この「リトラクタブルヘッドライト」は一時期トレンドとなり世界中のスポーツカーに採用されます。もちろん日本車にも多数採用されました。

しかし、点灯時に空気抵抗が増す、突出したライトで人身事故を起こすと被害者に重度の傷害を加える危険性がある、開閉機構が複雑でライトが展開しない、コストがかかる、重量があるため走りに影響が出る、などと言った様々な問題点があるため、現在「リトラクタブルヘッドライト」は消滅しました。

そんな「リトラクタブルヘッドライト」搭載車ですが、かっこいい車は多々あります。そこで今回はリトラクタブルヘッドライトを備えたかっこいい車をご紹介させていただきます。どうぞ最後までお付き合い下さい。

トヨタ:2000GT

■トヨタ:2000GT

国内で初めてリトラクタブルヘッドライトを採用した車です。トヨタとヤマハが共同開発し、トヨタブランドで発売されたスポーツカーです。1960年代当時、トヨタはブランドを代表するスポーツカーがなく、何とか開発したいと願っていました。ヤマハも経営危機の中、四輪開発を日産と提携し行っていましたが日産の諸事情により白紙になってしまいます。そんな中、何とか四輪開発をしたいヤマハはトヨタに相談を持ちかけます。すると、お互いのニーズが合致し共同開発が始まります。そして1967年に発売。当時では考えられない様な豪華な装備で、超高性能スーパーカーと呼ばれていました。現在でも希少価値が高く、1億円を超える金額で取引されています。正に、トヨタを代表するスーパーカーと言えます。現在のトヨタのスーパーカーと言えば、2000GTと同じくヤマハが開発に参画した「レクサス:LFA」と言ったところでしょうか。レクサスブランドとは言え、同じトヨタ社の車なので…。

参考「レクサス:LFA」

トヨタ:スプリンタートレノ AE86

■トヨタ:スプリンタートレノ AE86

1983年から1987年まで製造されたトヨタのコンパクトFRスポーツカーです。1.6リッター直列4気筒DOHC「4A-GE型」エンジンを搭載し、最高出力130PS/6600rpm、最大トルク15.2kg・m/5200rpmと、そんなにパワフルなスペックではありませんが、エンジンを高回転まで回して走る楽しさ溢れた車です。また、頭文字D(イニシャルD)の主人公「藤原拓海」の愛車として有名になり、現在でも状態が良い車両は高値で取引されています。現在は後継車種として「トヨタ:86」があり、コンパクトスポーツカーの中で断トツに売れています。

参考「トヨタ:86」

トヨタ:2代目 A60型セリカXX

■トヨタ:2代目 A60型セリカXX

1981年から1986年にかけて製造されたトヨタのスポーツカーです。「クルーズナビコン」(現在のナビの先駆けとなるようなシステム)や、「オートドライブ」「デジタルメーター」「電動式サンルーフ」など当時にしては珍しい豪華な装備を搭載していました。また、国産車で久々の最高速200km/h超えの車だったので話題になりました。「よろしくメカドック」という漫画の主人公「風見潤」の愛車としても有名です。北米ではスープラの名で販売されていました。

トヨタ:3代目 A70型スープラ

■トヨタ:3代目 A70型スープラ

1986年に登場し1993年まで販売されたモデルです。発売当初のキャッチコピーは「TOYOTA:3000GT」で、2000GTをイメージさせるものでした。1990年に実施された最後のマイナーチェンジで誕生した「2.5GTツインターボ」は、トヨタ初の280馬力の5速MTモデルとなりました。2019年に5代目スープラが誕生しメディアを騒がせ非常に話題になりましたが、70スープラは今でも根強い人気があり状態が良い車両は現在も高値で取引されています。

参考「トヨタ:5代目 DB型スープラ」

トヨタ:MR2

■トヨタ:MR2

国産車初のミッドシップ車として有名なスポーツカーです。MR=(ミッドシップ・ランバウト=小型ミッドシップカー)が車名の由来。直列4気筒2.0リッターターボエンジン搭載で、最高出力245馬力と中々の性能でした。写真は2代目MR2で、1989年から1999年までの10年間に渡って販売された長寿車です。この2代目がリトラクタブルヘッドライト最後のモデルで、次期「MR-S」からは固定式ヘッドライトに変わりました。

参考「トヨタ:MR-S」

日産:180SX

■日産:180SX

1989年に登場した180SXは、S13型シルビアの国外輸出モデル「240SX」をベースに開発されたスポーツクーペです。エンジン、サスペンション、トランスミッションなど車の基本構造は全てS13型シルビアと同じになります。また、インテリアもほぼ共通なので、「シルエイティ」や「ワンビア」と言ったフロント移植などを施した改造車も人気になりました。

参考「S13型シルビア」

三菱:GTO

■三菱:GTO

1990年から2001年まで販売された三菱のスポーツクーペです。1993年8月のマイナーチェンジでリトラクタブルヘッドライトから固定式に変更されています。排気音がスイッチで変えられる「アクティブエグゾーストシステム」や「可変リアスポイラー」を国産車初採用し話題になった車です。海外では人気が出てカスタムが盛んにおこなわれた車ですが、国内ではイマイチ人気が出ず終わってしまった車です。

ホンダ:初代NSX

■ホンダ:初代NSX

NSXは、1990年から2005年まで販売されたホンダのスペシャリティーカーです。開発当時はフェラーリのV8モデルを超える超高性能高級スポーツカーを目指して開発が行われました。開発段階から当時のホンダF1のドライバーだった「アイルトン・セナ」や「中嶋 悟」がテストドライバーを務めるなど異例な内容でした。そして、ニュルブルクリンクで走りを鍛え、世界初のオールアルミ製軽量高剛性ボディーが誕生しました。そして、2001年12月の改良でリトラクタブルヘッドライトが廃止され固定式に変更されます。そして、2016年に2代目NSXが誕生します。

参考「2代目 NSX」

マツダ:NA型ロードスター

■マツダ:NA型ロードスター

ロードスターはマツダが販売するライトウェイトオープンスポーツカーです。初代ロードスターのみリトラクタブルヘッドライトを搭載しており、1989年から1998年まで販売されました。ちなみに、初代はマツダの「ユーノス店」の第一弾車種として販売が開始されたため「ユーノス・ロードスター」の名称で発売されました。そして、爆発的に人気になりめちゃくちゃ売れました。ユーノス・ロードスターの影響を受け、各メーカーが同じ様なライトウェイトオープンスポーツカーを開発する事になったくらいです。現在はリトラクタブルヘッドライトではありませんが、今でも大人気です。

参考「4代目 ND型ロードスター」

マツダ:FD3S型 RX-7

■マツダ:FD3S型 RX-7

リトラクタブルヘッドライト搭載車の国産車で、個人的に一番かっこいいと思っている車です。このモデルは1991年から2003年までとかなり短い期間でしか販売されていません。当時も人気はありましたが、販売終了してからの方が人気だと思います。また、国産車で一番最後までリトラクタブルヘッドライトを装備していた車でもあります。エクステリアデザインは本当に美しく「美しい車100選」で61位に選ばれた事もあります。現在も高値で取引されている人気車種です。ロータリーエンジンの後継車種として「RX-8」がありましたが、2013年4月に販売終了。そして、2020年に「RX-Vision GT3 Concept」を発表。RX-7の後継車として話題をさらいました。今後が楽しみです。

参考「RX-8」

参考「RX-Vision GT3 Concept」

さいごに

リトラクタブルヘッドライトの車どうでしたか?個人的には「RX-7」と「2000GT」です。ちなみに、今の若い方は「リトラクタブルヘッドライト」という物を知らず、改造車だと思っている方がいるそうです。まぁ「リトラクタブルヘッドライト」が無くなってから大分経つので仕方ないと思います。昔の車ばかりなってしまいましたが、今見てもかっこいいと思うのは僕だけではないはずです。今後はもっと見る機会が減りそうなので、欲しい方は今がチャンスかもしれませんね。最後までお付き合いありがとうございました。

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