はじめに
ここでは、トヨタのかっこいいセダンを6台ご紹介させていただきます。セダンは、室内が狭く荷物もあまり乗らないため、現在かなり不人気なジャンルですが、車としての性能はかなり高いです。セダンは車の基本と言える形で、エンジンルーム、乗車空間、トランクルームという3BOX構造になっているため、前後方向のどちらから衝突されても乗車空間は守られるので安全性が高いです。また、重心が低いので走行安定性が高く、乗り心地も良く快適です。人があまり乗せられないという欠点はありますが、一人で車に乗ることが多い方には本当におすすめです。
トヨタ:クラウン
■トヨタ:クラウン
トヨタのフラッグシップサルーンで、1955年に初代が発売され現在も販売継続されている、トヨタを代表する日本の高級セダンです。7代目クラウンの時に使われた「いつかはクラウン」というキャッチコピーは今でも使われるくらい有名です。2020年現在販売されている15代目クラウンは、ニュルブルクリンクで走りを鍛え、スポーティなエクステリアに生まれ変わった。しかし昨今のSUV人気が理由で、この15代目で、セダンでのクラウンは最後と言われています。今後はSUVへシフトしていく方針です。なので、セダンのクラウンを購入するのはこれが最後のチャンスかもしれません。「いつかはクラウン」と思っている方は、今こそクラウンかもしれません。
トヨタ:センチュリー
■トヨタ:センチュリー
センチュリーと言えば、トヨタの最高級車として有名です。皇室御用達の真の国内最上級セダンと言えます。2018年に21年ぶりにフルモデルチェンジを行い話題になりました。先代センチュリーを踏襲したデザインですが、これまでの伝統は継承し、そこに磨きをかけ洗練されたスタイルに生まれ変わりました。威風堂々とした佇まいと、風格ある趣はVIPを乗せるに相応しいデザインです。運転するのも楽しそうだけど、出来れば後席に乗って移動したいです。
トヨタ:カムリ
■トヨタ:カムリ
2017年にフルモデルチェンジをし登場した10代目カムリは、先代と比較しだいぶ車格が上がりました。おとなしい先代のデザインと比べると、低重心になりスポーティーな顔つきに生まれ変わり若返りが図られました。それが功を奏し人気が出ました。また、室内デザインも刷新され、段差がなく見切りが少ない「サーフェスデザイン」を採用するなど話題になりました。正直このデザインはかっこいいです。今までのカムリと比較にならないくらい良いデザインです。クーペルックになった事で、一気にスポーティー感が増しかっこよくなりました。
トヨタ:MIRAI
トヨタ:MIRAI
燃料電池を動力に走る未来の車「MIRAI」です。2代目になりデザインが刷新され本当にかっこよくなりました。リアビューは、個人的に「アウディ:A7スポーツバック」に似ていると思います。そして、フロントは鯨っぽいなってのが第一印象です。2代目に生まれ変わり、一回の水素充填で700~800Km程度走行出来るほど性能が上がったので旅行でも安心してドライブ出来ます。また、先進の安全装備を搭載しているので、安心快適に運転できます。駐車が苦手でも自動で駐車してくれるので安心です。
参考画像「アウディ:A7スポーツバック」
トヨタ:マークX
■トヨタ:マークX
2004年に「マークⅡ・クレスタ・チェイサー・ヴェロッサ」の後継車種としてデビュー。そして、2019年に販売終了。前身の1968年登場のマークⅡから計算すると51年の歴史に幕を下ろす事になった。現在は中古でしか手に入らないモデルですが、ファンが多くグレードによってはプレミア値になっています。写真の「マークX GRMN」は特に希少車で、程度の良い車両を手に入れるなら今がチャンスかもしれません。スポーティーなエクステリアデザインは、言うまでもなくカッコいいです。
トヨタ:アリスト
■トヨタ:アリスト
海外向けでは「レクサス:GS」として、国内では「アリスト」として販売されていたモデルです。初代は1991年に発売し、1997年に2代目にフルモデルチェンジ。そして、2005年に販売終了。次期型は「レクサス:GS」として2020年まで販売され終了しました。写真の2代目アリストは今でも根強いファンがいて、カスタムして乗っているのを今でも見ます。さすがにデザインは古臭いですが、それでもカッコいいなと思います。程度が良い中古車を見つけるのが苦労しそうですが、結構安く手に入るのでおすすめです。
さいごに
最近はSUVブームでセダンはかなり減ってしまいましたが、それでもかっこよくないですか?とくにトヨタはセダンのラインナップが多く、かっこいいモデルが多いと思います。今回ご紹介させていただいたトヨタのセダンは本当にどれもかっこよくオススメです。クラウンもいいですし、中古でアリストを買って車両本体価格を抑え、カスタムに費やすのもありだと思います。セダン好きの僕としてはもっとセダンの車種が増えてほしい願っていますが、時代がそうはさせてくれないので残念です。この記事があなたのお役に立てれば幸いです。最後までお付き合いありがとうございました。