SUVクーペとは
SUVクーペとは、SUVとクーペを融合させたデザインの車の事で、ルーフ後端をクーペの様になだらかにしたデザインが特徴で、SUVの力強さとクーペのスタイリッシュさを融合させた最近流行りの車の事を言います。「クーペSUV」とも呼ばれています。見た目はかっこいいですが、室内の二列目シートの頭上空間が狭くなるのと、荷室も狭くなってしまうのが難点です。しかし、SUVの利点である運転のしやすさと、見た目がスタイリッシュという事もあり今かなり注目になっているジャンルです。ここでは、そんなSUVクーペでかっこいいと思う輸入車7台をご紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
ポルシェ:カイエンクーペ
■ポルシェ:カイエンクーペ
ポルシェのSUVと言えば「カイエン」を思い浮かべる方が多いと思います。そんな人気のカイエンに2019年クーペモデルが登場しました。カイエンのルックスはそのままに、ルーフがなだらかになり、よりスポーティさが増したそのフォルムは本当にかっこいいと思います。正直、カイエンよりカイエンクーペの方が全然かっこいいと思います。初めて見た時に何の違和感もなく溶け込むフォルムで、元々スポーティだったカイエンなだけに、正直こちらのフォルムの方が似合って見えます。クーペになって、どっしり感はなくなりましたが、スポーティさとスタイリッシュさを手に入れました。これは本当にかっこいいです。

BMW:X6
■BMW:X6
2008年に初代が登場した時は衝撃的でした。それまでSUVクーペはほとんど無く、今までにない斬新で新しい形の車に驚きと疑問がありました。正直こんなデザインの車が売れるのかと…!しかも、それがBMWから発売となると本気で何を狙っているのだろうと疑問でしかありませんでした。ですが、このX6がSUVクーペの火付け役となり、後にこれを追随するモデルが世界中のメーカーから発売される事となりました。今ではさすがBMWとしか言いようがありません。現在3代目となるX6は、より洗練されたデザインと、高い走行性能でとても人気があります。まとまったデザインで本当にかっこいいと思います。

メルセデス・ベンツ:GLCクーペ
■メルセデス・ベンツ:GLCクーペ
Cクラスとプラットフォームを共有するGLCは2015年に発売されました。いわゆるCクラスのSUV版です。そして少し遅れて2017年にGLCクーペが発売。Cクラスクーペを思わせるスタイリングで、さすがメルセデス・ベンツと思わせるデザインに驚きました。本当にバランスよくまとまったデザインでかっこいいと思います。国内でもかなり話題になり人気のモデルの一つです。とは言っても740万円~という値段は安くはないですね。

アウディ:Q8
■アウディ:Q8
アウディの「Qシリーズ」の頂点に君臨するモデルです。2019年に登場したばかりのモデルですが、登場時から高い人気で話題をさらった車です。迫力あるフロントフェイスとスタイリッシュなクーペフォルムを見事に融合させたSUVクーペで、かっこいいとしか言いようがありません。実車を見ると写真と全然違って、本当に大きくて迫力があってかっこいいです。ちなみに、基本設計はQ7と共有しています。高性能モデルの「SQ8」「RSQ8」もラインナップされています。写真はSQ8です。

フォード:マスタング・マッハE
■フォード:マスタング・マッハE
フォードの電気自動車(EV)にマスタングの名を冠したSUVクーペです。これが発表された時の衝撃は今でも忘れられません。まさかSUVに伝統的な「マスタング」の名を冠するなんて…そんな事あり得ないと思いました。で、それをよく見るとマスタングを縦に伸ばした様なデザインである事に気づき納得というか、さらに衝撃を受けました。これはこれでかっこいいと思いました。でも、マスタングの名を冠するのは…と思いましたが、今後フォードが発売する全てのEVにマスタングの名を冠するらしいですね。室内デザインと言い、完全にテスラの「モデルY」を意識していますね。
参考「テスラ:モデルY」
マセラティ:レヴァンテ
■マセラティ:レヴァンテ
同社の「グラントゥーリズモ」を縦に伸ばした様なデザインのSUVクーペです。2016年に発売した時は、まさかマセラティがSUVを発売するなんてと驚愕でした。100年以上の長い歴史の中で初のSUVです。発表時からかなり騒がれ、メディアをざわつかせていたのを今でも覚えています。でも、発売したら本当に人気で、かなり売れているらしいです。世界的なSUV人気に乗っかったのと、期待を裏切らない走行性能とスタイリングの良さで世界中で売れています。国内ではあまりお目にかかりませんが、SUVクーペを買うなら候補に入れたい1台です。本当にかっこいいです。

ランボルギーニ:ウルス
■ランボルギーニ:ウルス
このモデルが一番驚きでした。2012年にウルスのコンセプトカーが発表された時に、まさかランボルギーニがSUVなんて発売しないよねって思いましたが、2018年に発売してしまいました。でも、ランボルギーニらしい攻撃的なデザインでかっこよく、最高速300km/h超えと言うSUVとは思えない動力性能を持ち、さすがスーパーカーを手掛けるメーカーだなって思いました。今では見慣れてしまい、斬新さは薄れてきましたが、それでもかっこいいです。現在発売されているSUVクーペの中で、個人的に一番かっこいいと思う車種です。ちょっと価格が高すぎて現実感ないですけどね…!

さいごに
いかがでしたか?
今世界的に流行っているSUVクーペなだけに、メーカーもかなり力を入れて開発しています。今後もっと車種が増えると思います。国産車もSUVがどんどん投入されています。クラウンも次世代モデルからSUVに変わってしまうし、このSUVブームは一体いつまで続くのでしょうかね。今後もメーカーの動向に注目していきたいと思います。最後までお付き合いありがとうございました。