はじめに
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ここでは、日産車でかっこいいと思うスポーツカーを10台厳選させていただきます。昔は、スポーツカーと言えば日産みたいな時代があり、スポーティーな車を多く取り扱っていました。最近は電気自動車やハイブリッドが主流になってきているので、走りに命をかけるみたいな感じの車は少なくなり寂しく思います。それでも少しずつスポーツカー人気は上昇してきているので、少し嬉しい気持ちもあります。今後、もっと手頃なスポーツカーが増えてくれればと願っています。という事で日産のスポーツカーをご紹介させていただきます。
日産:R35 GT-R
■日産:R35 GT-R
言わずと知れた日産のハイパフォーマンスカー「GT-R」です。2007年に発売され毎年改良がされている車で、発売当初は最高出力480馬力でしたが、2014年に発売されたNISMOモデルは最高出力600馬力まで進化しています。この600馬力という出力は国産市販車で最高値となっています。NISMOモデルのGT-Rは、発売当初にニュルブルクリンク北コースを量産車最速で駆け抜けた事も話題になりました。1000万円以上する車ですが、フェラーリやランボルギーニ、ポルシェなどと比較すると非常に安価と言える車です。ですが、中身はそれ以上と言えるスペックだと思います。
日産:BNR34 スカイラインGT-R
■日産:BNR34 スカイラインGT-R
1999年1月に発売し2002年に発売中止になった第二世代ラストのGT-Rで、車名に”スカイライン”を冠する最終モデルがこの「BNR34 スカイラインGT-R」です。最後のRB26エンジン搭載車というだけで非常に価値ある車で、中古価格が高騰しまくっている車両です。最高出力は当時の280馬力規制のため280馬力しかなかったが、チューニング次第では500馬力オーバーにする事も可能なハイパフォーマンスなエンジンを搭載しています。新車時で一番高価なグレードが「Mスペックニュル」で630万円~だったが、それを今中古で買おうと思うと1000万円オーバーします。しかし、状態の良い個体が少なく”BNR34GT-R”だから高いという状況なので、その中で良い個体を探そうとすると2000万円近くする可能性があるという何ともわけわからん状態の車です。しかし、かっこいい事に間違いはありません!
日産:BNR32 スカイラインGT-R
■日産:BNR32 スカイラインGT-R
1989年8月に、先代の「KPGC110 スカイライン2000GT-R」の販売終了から16年の時を経てスカイラインGT-Rが復活。当時の日産の”1990年代までに技術の世界一を目指す”という運動(901運動)の集大成として開発され、300馬力で発売する予定だったが、当時の馬力規制のため280馬力で発売になりました。このBNR32スカイラインGT-Rは、RB26エンジンのデビューを飾る車です。RB26エンジンは、直列6気筒DOHC24バルブ2.6リッターツインターボ搭載エンジンで、後に名機と呼ばれる事になります。このBNR32スカイラインGT-Rも中古価格が高騰しており、1500万円超えの車両などがあります。しかし、発売から30年以上経つ車なので、手に入れてからの維持費もハンパなくかかる状態です。最近は滅多に見る機会が少なくなりましたが、いつ見ても抜群にかっこいいと思います。
日産:KPGC110 スカイライン2000GT-R
■日産:KPGC110 スカイライン2000GT-R
1973年1月から4月までの3ヶ月間のみ販売された2000GT-Rです。いわゆる「ケンメリ」ですね。なぜ”ケンメリ”かと言うと、当時このスカイラインは「ケンとメリーのスカイライン」というCMをしていたので、”ケンメリ”と呼ばれる様になりました。スカイラインとしては4代目にあたるモデルで、当時としてはかなりスポーティな車でしたが、CMのおかげもあり67万台も販売される大ヒットモデルとなりました。ただ、2000GT-Rは3ヶ月間のみの販売だったため197台しか販売されていません。今ではその希少性の高さから幻の名車と呼ばれています。
日産:KPGC10 スカイライン2000GT-R
■日産:KPGC10 スカイライン2000GT-R
1969年当時のスカイラインは4ドアセダンと5ドアステーションワゴンの2タイプがあり、GT-Rは4ドアセダンタイプで発売となりました。見た目はおとなしいセダンですが、中身は強烈だったため「羊の皮を被った狼」というキャッチフレーズで発売になりました。そして翌年の1970年に、写真の2ドアハードトップに変わりさらにパワーアップしました。このタイプのスカイラインは「ハコスカ」と呼ばれていますが、「ケンメリ」が登場した時に区別するために”箱の様なスカイライン”と言う所から「ハコスカ」と呼ばれる様になりました。先ほどのケンメリ同様、ハコスカの2000GT-Rの生産台数はかなり少ないため希少性が高い車です。
日産:S30型 フェアレディZ
■日産:S30型 フェアレディZ
フェアレディZは、GT-Rと並ぶ日産を代表とするスポーツカーです。そのフェアレディZの初代モデルがこの「S30型 フェアレディZ」です。1969年に先代の「フェアレディ」の後継として発売になりました。北米でも通用するような強烈なインパクトがある車を販売してほしいという、米国日産の社長の要望に応える形で開発になりました。米国社長は「ジャガーのEタイプの様な車を造ってほしい」と要望し、その要望通りと言える車になり、爆発的に売れました。ロングノーズ・ショートデッキのお手本のようなスタイリングは今見ても美しくてかっこいいですよね。
参考「ジャガー:E-Type」
日産:Z32型 フェアレディZ
■日産:Z32型 フェアレディZ
1989年7月に登場した4代目フェアレディZです。これまでのロングノーズ・ショートデッキを改め、ワイド&ローに切り替えたデザインは、当時の日本のトレンドを抑えたスタイルになっています。Z32型フェアレディZの独特なヘッドライトは、後にランボルギーニ:ディアブロに流用される事になります。このZ32は僕の周りで乗っている方が多く、何度も乗りましたが本当に気持ちいい走りでした。ちなみに、Z32は2000年9月に販売終了し、それと同時にフェアレディZの歴史に幕を閉じる事にもなりました。とは言っても2年後にZ33が発売になって復活したんですけどね。
参考「ランボルギーニ:ディアブロ」
日産:Z34型 フェアレディZ
■日産:Z34型 フェアレディZ
現行モデルのフェアレディZです。2008年に発売になり現在で13年目に突入している長寿モデルです。先代のZ33型よりホイールベースが100mm短縮され、ショートホイールベース化されています。原点回帰として初代「S30型 フェアレディZ」のイメージを踏襲しています。13年も見ていますが、いつ見てもかっこいいです。次期モデルのプロトタイプが発表され話題になりました。
参考「次期フェアレディZ」
フロントは初代S30型を踏襲し、リアはZ32型を踏襲したデザインになっています。
日産:CV36型 スカイラインクーペ
■日産:CV36型 スカイラインクーペ
2007年11月に発売。スカイラインクーペとしては11代目にあたるモデルです。このスカイラインクーペは、アメリカで「インフィニティ:G37クーペ」としても販売され、ライバルの「BMW:3シリーズクーペ」の倍以上売れたという人気モデルです。国内では2016年1月に販売終了してしまい、実質的にスカイラインクーペは絶版となりました。出来れば復活してほしいです。
日産:S15 シルビア
■日産:S15 シルビア
1999年1月に発売になった最終モデルのシルビアです。2002年に販売終了しているので、終了から20年経ちますが、今でも走り好きの方から熱狂的な人気を集めており、とくにドリフト仕様にて楽しんでいる方が多いです。現在でもカスタムパーツが多数発売している人気車種と言えます。カスタムがしやすいのも人気の一つです。
さいごに
日産のスポーツカーいかがでしたか?
日産と言えば、やっぱりスポーツカーですよね。GT-R、スカイライン、フェアレディZ、シルビア、もう本当に名車ばかりです。日産には昔みたいにもっとスポーツカーを発売してほしいと思っている方は少なくないと思っています。今後の日産の動向にも注目したいですね。
最後までお付き合いありがとうございました。